FAQ
ケイ酸カリの使用タイミングは?
ケイ酸カリは、作物の生育過程における重要なステージでの使用が推奨されます。細胞壁を強化し、耐逆境性および病害抵抗力を向上させます。作物や生育段階に応じて、以下の原則に基づいて調整できます。
(1)葉・枝の生育期
植物の急速な生長期に施用することで、細胞壁の形成を促進し、葉が厚くなり、茎が強く直立しやすくなります。倒伏や病原菌の侵入を減少させる効果があります。
(2)開花前後
開花前後の施用により、花梗の安定化、花粉活性の向上、落花・落果の抑制に寄与し、その後の着果率を高めます。
(3)果実発育期(小果期~中大果期)
果皮の強度を高め、裂果を軽減し、光合成を促進することで、果実の外観と品質を向上させます。
(4)高温・乾燥・病虫害ストレス時
強光、高温、乾燥、真菌病害などの環境ストレスの前後に施用することで、植物の耐逆境性を高め、ストレスによる被害を軽減します。
使用時の注意事項
ケイ酸カリは pH が高いアルカリ性のため、他資材との混用は推奨されません。混用が必要な場合は、沈殿を避けるために小面積での事前混合テストを行ってください。
推奨製品:シリカプロ 、ケイ酸カリ
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