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ダイヤモンド・クォンタムの植保シリカが支え、台南11号の稲がカーヌン台風の10級強風を乗り越える

2024/11/19

 

最近、台湾を襲ったカーヌン台風により、各地の農家と作物に深刻な被害がもたらされました。強風と豪雨にさらされる中、稲の耐倒伏性が試されました。本台風において、彰化県芬園郷嘉興村の農家からは、台風前に空中散布機を使用し「植保シリカ」を施用した結果、栽培していた台南11号の稲品種が顕著な倒伏防止効果を示し、台風による損害を大幅に軽減できたとの報告が寄せられています。

上図:稲の倒伏状況比較図

 

ダイヤモンド・クォンタムが生産する「植保シリカ」の主な登録成分は30%のケイ酸カリウム溶液です。ケイ素肥料とカリウム肥料はいずれも稲の倒伏耐性を高める効果があり、特にイネ科作物にとって非常に重要です。ケイ酸肥料に含まれるケイ酸は植物に吸収され、細胞壁に二酸化ケイ素(SiO₂)の層を形成し、細胞壁の厚さと強度を向上させ、植物のしなやかさが増して倒伏被害が減少します。また、カリウム肥料は植物の水分と栄養分の調節に重要な役割を果たし、十分なカリウムの供給は茎を丈夫にし、機械的な強度を向上させ、風雨による倒伏リスクを軽減します。

 

さらに、ダイヤモンド・クォンタムの研究開発チームは以前、屏東科技大学の趙雲洋教授と協力し、ナノケイカルシウム肥料が稲作に与える影響について研究を行いました。稲の生育期から黄熟期にかけて茎の倒伏耐性を測定したところ、処理区では388Kpaの強度を記録し、未処理区の226Kpaを大きく上回る結果となり、ケイ酸肥料が稲の倒伏耐性向上に効果的であることが実証されました。

 

なお、「植保シリカ」は登録不要の植物保護資材であり、稲熱病、うどんこ病、灰色かび病、さび病などの真菌性病害の予防に効果があり、作物の健全性と安定性を高める理想的な資材です。

 

ケイ酸カリウム肥料の詳細:
https://www.diacal.com.tw/jp/Product/95

ケイカル肥料の詳細:

https://www.diacal.com.tw/jp/Product/91

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